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3.11取材報告:石のスープ

フリーランスのライターやジャーナリストがお届けする有料メールマガジン「石のスープ」。東日本大震災の取材報告を中心に、バラバラのフリーランサー達が集まって一つの媒体と作ると、どんな味に仕上がるでしょうか……

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渡部真【勝手気ままに】vol.6「『風化する光と影』の内容を紹介」《無料公開中》 



週刊 石のスープ
定期号[2012年3月31日号/通巻No.33]

今号の執筆担当:渡部真




 こんにちは。「週刊 石のスープ」編集部の渡部です。

 今月も十分な発行体制ができずに、ご迷惑をおかけしてしまいました。
 本当に申し訳ないです。

 今号では、すっかり遅くなりましたが、3月7日に発行した「風化する光と影」の内容について、紹介させてもらいます。



風化する光と影
東日本大震災特別リポート
“メデイアから消えつつある震災”の中間報告


MYWAY MOOK
定価1000円

内容を少し紹介させてもらいます。

*  *  *  *  *  *  *


■渋井さん担当ページ
[タイトル]
“奇跡”と“悲劇”が隣り合わせ
被災地内での「排除」「差別」の論理
キャバクラ嬢達の被災体験記
警戒区域の動物たちを生かしたい!
“除染”から見えてくる利権と悩み
火力発電所、同時停止の衝撃!
情報寸断!その時、携帯は?メールは?
多数の児童が犠牲になった大川小
災害時の子どもの心を「遊び」でケア
家族を失いながらも学校で避難者を支援
全国からデリヘル業者が参入?
深刻化が予想される被災後の自殺
災害ボランティアへの対応は今後も課題
陸前高田のボランティア活動を支えた人達
活気づく被災地の商店街


 渋井さんの担当ページの中で、岩手県釜石市の原稿と、宮城県石巻市立大川小学校の記事は、どちらも震災当日の検証となる記事です。
 僕も何度か同行取材させてもらいましたが、渋井さんはとてもしつこく取材されていて、同じ取材者として刺激を受けます。
 この本が出た直後、3月11日前後に、やはり渋井さんと同行取材をしていました。大川小学校では、助かった児童や教師が逃げた裏山の山道を探し、道のない山奥まで探索しました。釜石では、釜石東中学校の生徒たちと、避難した経路を一緒に歩いたり、当時の小学校や中学校の様子を、改めて生徒たちから聞き取りさせてもらったりしました。
 取材を重ねるごとに新しい事実を知る事ができ、次の取材意欲が掻き立てられます。他の記事でもそうですが、とくにこの2つの記事については、僕も渋井さんに協力して今後も検証し、改めて発表できる場を作りたいと思います。

 また、キャバクラの話や、被災地の繁華街や飲食店街の話題も渋井さんらしい記事だったと思います。
 渋井さんに同行取材すると、「夜の取材」は欠かせません。僕は、基本的には22時を過ぎると眠くてしょうがないので、途中で夜の取材から脱落する事が多いのですが、貴重な情報を得る事も多く、無駄に高い経費をかけているだけでないってことだけは、この場で書いておきたいと思います。

■村上さんの担当ページ
[タイトル]
島も被災した!有人島の孤立無援
嘘にまみれた「津波生還記」
道東にまで到達した巨大津波!
内陸にある須賀川に津波が来た!?
事故後の東電福島第一原発に迫る
知られざる宮城の“ホットスポット”
電車が来ない…常磐線をめぐる疑問と苦悩
震災直後に処理された土葬の実態
「尾張の湯」かけ流し水量、一日120t!
被災地を襲ったハエ地獄
地盤喪失…液状化と地盤沈下の凄まじさ!
火事場泥棒の実態に迫る
住宅地に突如湧き出した迷惑な温泉
未だ残る震災の痕跡を巡る


 村上さんは、やはり地元出身だけあって、細かい情報を丹念に拾い上げていることに脱帽します。
 震災からしばらく、僕も大手メディアが大量に動員するような避難所や被災現場だけでなく、記者たちがあまり行かない場所に行くように心がけていましたが、当然ながら、村上さんには敵いません。村上さんのように細かな取材を続けて行くのは、とても困難なことだと思います。

 村上さんの同行取材でも、何度か刺激を受けました。
 去年の4月だったと思いますが、ある瓦礫撤去と遺体捜索の現場で、自衛隊が活動している様子を撮影していた時のことです。僕は、せいぜい自衛隊員が作業している数メートル程度までしか近寄らないで撮影していたのですが、村上さんは、立ちどまって周囲を監視している自衛隊員を見つけると、その隊員の顔の数センチまでカメラを近づけ、自衛隊員がつけていた特殊なマスクを撮影し始めました。後ろから見たら、まるでキスでもしているんじゃないかってくらい、顔を近づけて撮影する姿を見て、さすがだと思ったのを覚えています。
 僕も警察や消防や自衛隊の撮影の際は、作業の邪魔にならないように注意を払った上で、機会があれ ばできる限り近づくように心がけていますが、村上さんの姿を見てから、さらに「もう一歩前へ」という気持ちになりました。

■渡部の担当ページ
[タイトル]
津波は本当に「想定外」だったのか!?
日本に引かれた“国境線”
経済価値のない家畜は殺すべきか!?
教師と生徒をなぜ引き裂いたのか?
仮設住宅に入居して引き裂かれた家族


 まったく恥ずかしい話ながら、本来は僕も10本くらい書く予定だったのですが、他の皆さんの素晴らしい原稿を前に没にしました。没になった原稿は、今後、「石のスープ」などで公開する予定です。

■特集
「再会のつどい」で見えた避難した町の現実


 昨年12月、原発事故の影響で町ごと避難した富岡町の子ども達が、一つの場所に集まって「再開」を果たしました。その様子を、渋井さん、村上さん、畠山さん、そして僕の4人で取材しました。
 それぞれの記者が、富岡町の再会のつどいをどのように受け取ったのか、特集としてまとめました。記者の個性が分かれる特集になっているともいます。

■長田義幸さんの寄稿
[タイトル]
苦悩する原発立地自治体と引き裂かれる被災者

 長岡さんは、福島県南相馬市小高区の出身です。東電の原発事故の影響で今では警戒区域となり、住民の方でも許可なく侵入することがません。
 昨年の5月、長岡さんから震災後に小高に帰ったときの話を聞いてから、ずっと長岡さんの記事をどこかで発表する手伝いがしたいと持っていました。長岡さんは、今回の原発事故に関しては、取材者ではなく当事者になってしまっているので、原稿を書くというのは少し遠慮されているようですが、当事者でもある記者だからこそ書ける記事があるはずです。実際、この本で書いてくれた長岡さんのの記事も、とても抑制的でありながら、熱い気持ちが伝わる記事になっていると思います。

 近いうちに、この本の発行責任者である太田伸幸さんが、原発事故に関する長岡さんの論考を1冊の本にまとめられるそうです。
 正式に発行される際には、また皆さんにもお知らせしたいと思います。

■太田伸幸さんの寄稿
[タイトル]
デモは世につれ、世はデモにつれ

 太田さんは、この本の発行責任者です。渋井さんや村上さんと「震災取材をまとめたルポ集を出したいなぁ」と話し合っていたのですが、震災のルポはどの出版社からも「売れないよ」と断られてしました。そんな時に太田さんが、「お前ら、1年間、金にもならない取材をよく続けたな。他がダメなら、俺が何とかするから好きな企画を出せ」と声をかけてくれました。
 今回の編集では、一部のライターの方々から原稿の集まりが悪く、しびれを切らした太田さんが「俺が原稿書く!」と言って書いたのが、東京のデモの記事です。編集の都合上「レポート」となっていますが、太田さんの楽しいコラムになっています。

■三宅勝久さんの寄稿
[タイトル]
告発!怒らない国民はナメられる!

 「石のスープ」の執筆陣の一人である三宅勝久さんが、本書にも寄稿してくれました。
 さすが三宅さん、しつこい!(笑)。昨年から東京電力の天下り問題を追求している三宅さんが、今度は裁判所から東電への天下りの実態を暴き出しました。

■粥川準二さんの寄稿
[タイトル]
忘れられた弔いの心

 震災で大量に発生した「ガレキ」を通して、震災と日本社会の問題点を鋭く指摘している記事です。ページの都合で1ページしかお願いできませんでしたが、短文ながら、きちんとデータに基づいて抑制の効いた論評だと思います。科学ジャーナリストである彼はアカデミックな文章を書く人ですが、本書に合わせて文章もわかりやすく書いてくれ、改めて粥川さんのライターとしての技術力を感じさせてくれたコラムです。


■畠山理仁さんの寄稿

[タイトル]
“ウソつき”政府に記者会見ゲリラが吠えた!
 この4月で自由報道協会の事務局を退任する畠山さんの記事です。実家が宮城県にあるにもかかわらず、彼がこの1年、震災の取材をしないで自由報道協会の仕事に追われた原因は、最初に事務局長をやる予定だった僕が途中で投げ出したからに外ありません。昨年秋頃から、何とか被災地に連れ出して取材をしてもらおうときっかけを作ってきたつもりですが、それでも責任感の強い畠山さんは、なかなか取材に集中せず、協会の事務局仕事を一所懸命こなしてきました。
 本書を作る時、渋井さんと村上さん以外に、最初に寄稿をお願いしようと思ったのは畠山さんです。それは、何とか震災についての執筆のキッカケになってほしいと願ったからです。畠山さんは「まだ十分に取材できていない自分が書いていいものだろうか……?」とおっしゃっていましたが、「とにかく何でもいいから書いてほしい」とお願いしました。結局、彼は被災地の取材を発表するのを躊躇されたようです。
 その代わりに書いてくれたのがこの記事です。震災取材について書いてもらえなかったのは残念ですが、しかし、このテーマも大問題であることは確かです。フリーランスやネットメディアが、震災取材の現場でも排除されていることを指摘してくれています。

■寺家将太さんの寄稿
[タイトル]
被災した女子高生の叫び

福田順美さんのtweet
[タイトル]
私自身の“あの日”のこと

 昨夏、自由報道協会のインターンをし、その後「ニコニコニュース」のインターンをしていた現役大学生の寺家さんに、陸前高田を取材してきてもらいました。編集者としては、若い人が若い人を取材することで、どういう記事ができるのかを楽しみにしていました。何度か書き直しをしてもらいましたが、結果的にいい記事に仕上がったと思います。

 寺家さんが取材したのは、Twitterで陸前高田の被災状況をつぶやいた福田直美さんという女子高生。彼女の許可を取り、当時のつぶやきを転載しています。今回の編集にあたり、臨場感溢れる当時の様子を改めて読み直してみて、このつぶやきを転載して皆さんに読んでいただくことが重要だと思いました。少し長いのですが、ぜひお読みください。

[目次]購読のご参考に
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*  *  *  *  *  *  *


 ということで、だいぶ遅くなりましたが、「風化する光と影」をぜひよろしくお願いいたします。


 震災から1年を迎え、被災地の情報が徐々に風化されつつある状況にあります。今後もこうした被災地の問題点をできるだけ報じていきたいと思っていますが、まずは本書が売れないと「中間報告」が「最終報告」になってしまうかも……(苦笑)。





渡部真 わたべ・まこと
1967年、東京都生まれ。広告制作会社を経て、フリーランス編集者・ライターとなる。下町文化、映画、教育問題など、幅広い分野で取材を続け、編集中心に、執筆、撮影、デザインとプリプレス全般において様々な活動を展開。東日本大震災以降、東北各地で取材活動を続けている。
[Twitter] @craft_box
[ブログ] CRAFT BOX ブログ「節穴の目」



■発行元:「週刊 石のスープ」編集部

■文責:渋井哲也・西村仁美・三宅勝久・渡部真
■編集:渡部真

■サイト: http://weeklysdp.blog.fc2.com/
■メアド: sdp.snmw(あっとまーく)gmail.com
■登録の解除・変更:まぐまぐ: http://www.mag2.com/


 
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西村仁美【とりあえず行ってみる】vol.8「「原発を問う民衆法廷」での『代読』発言から思うこと」 



週刊 石のスープ
定期号[2012年3月24日号/通巻No.31]

今号の執筆担当:西村仁美



 こんにちは。「週間 石のスープ」編集部の渡部です。
 2週間以上も発行が遅れて、大変申し訳ありませんでした。契約不履行とお叱りを受けて当然の事です。どうかお許しください。
 この間、渋井哲也さんと渡部の共著が発行されたり、東日本大震災から1年となる3月11日があったりと、忙しさにかまけ過ぎました。

 今回は西村仁美さんの連載コラムです。執筆は2週間以上前に書かれていたものを、渡部の責任で遅れました。


*  *  *  *  *  *  *


 小雨の降る中、先月25日、「原発を問う民衆法廷」(同実行委主催、以下原発民衆法廷とする)が都内で行われた。場所は東京タワーの真向かいの機械振興会館(東京都港区)だ。原発民衆法廷はいわゆる「模擬裁判」だ。だが、一般的な模擬裁判と違うのは今回のケースでは、その申し立て人が東京電力・福島第一原発事故の実際の被害者たちばかりということだ。
 また今回でいえば、同原発事故の責任者として菅直人前首相や東電社長の清水正孝前社長、原子力安全委員会の斑目春樹委員長などが被告人となり、彼らへの原発民衆法廷への呼び出しも書面を通じ行われている。判事団の下した判決を主催者側が実際の政府や国際社会に勧告的意見を提出するなど政府や世論への積極的働きかけも今後行われることになる。日本でもこのような民衆法廷が過去にいくつか行われ来たようだが、私自身は一度も経験したことがなかった。昼過ぎから夜まで約半日と長丁場の原発民衆法廷ではあるが、どんな内容かと楽しみにしていた。

 当日の原発民衆法廷は、実際の裁判と似た形で行われた。
 法廷は会場のステージ場に作られた。ステージの壁の真ん中にスクリーンが張られ、客席から向かって左側から順に検事団席、判事団席、アミカス・キュリエ席となっていた。アミカス・キュリエとはラテン語で「法廷の友達」という意味だ。裁判部によって指定された論点について意見陳述する者をいう。馴染みがなく、舌をかみそうな名だが、今回は原発事故の責任者、被告人として先ほど挙げた3.11の事故発生当時の東電や政府、関係機関幹部の代弁者を務める。
 それらの席の手前左手に証言台が置かれていた。
 そしていわば「傍聴人」である私たちの客席が「傍聴席」といった格好だ。
 同実行委員会顧問の挨拶があり、それから法廷規定の説明、検事団の一人による起訴状朗読が行われた。それからこの日の原発民衆法廷の肝と言える、福島出身で実際の東京電力・福島第一原発事故の被害当事者7名による意見陳述が行われた。

「聞き取り辛い。代読を」

 申し立て人7名のうち車イスで参加した「JDF被災地障がい者センターふくしま」の設楽俊司さんの意見陳述の際(今週発売中の『週刊金曜日』3月2日号の「金曜アンテナ」欄で関連記事を書いている)、ハプニングがあった。 設楽さんは言語障がいがあり、自身のパソコンを会場機材につないで、訴えたい部分をスクリーンに文字を映しだし、話をしながら意見陳述の内容を説明する予定だった。その件を前もって私たち「傍聴者」に本人が説明した。ところがどうも接続の不具合か何かでスクリーンに思うように文字が映し出せず、なかなか話ができないでいた。会場スタッフと思われる人が、この後の進行を危惧し、途中で設楽さんに時間が押しているので急いでください、といった内容を伝えに来た。


※この後の記事(小見出しのみ紹介)
「代読」発言と「奇形児」の人形と


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■西村仁美 記事掲載
3月8日(木)発売「大法輪」4月号
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「大法輪」4月号にルポを書いています。タイトルは「〝やんちゃ和尚〟韓国・拘置所で日本人僧初の法話」です。韓国の拘置所に初めて入りました。その時の模様などを中心に紹介しています。どうぞお買い求め下さい!



■3月8日出版!
風化する光と影
“メデイァから消えつつある震災”の中間報告
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渋井哲也、渡部真と、ジャーナリストの村上和巳さんの3人が、これまで東日本大震災で未だに記事に出来なかった様々なルポを35篇書き下ろしました! まだ終わっていない震災のなかでの暮らし、それでも明日への歩みが進んでいる。あの時、誰もが見つめた現実を、もう一度、しっかりと受け止めるために。メルマガ仲間の三宅勝久、「ときどき登場」の寺家将太さん、ジャーナリストの長岡義幸さん、記者会見ゲリラの畠山理仁さんら、ジャーナリストの粥川準二さんも、書き下ろしたルポを寄稿。被災者の声の記録と、検証と、問題提起と、内容盛りだくさんの冊子になったと思います。ぜひよろしくお願いします。



西村仁美 にしむら・ひとみ
1968年、東京生まれ。フリーターをしながらアジアを放浪。のち、ルポライター兼フォトグラファーに転身。主に野宿生活者<や少年>に関わる社会問題、を中心に取材。奄美や沖縄、韓国のシャーマンの自然観や世界観、チベットの精神文化などにも関心があり、取材ジャンルの幅を近年さらに広げつつある。
著書に『悔 野宿生活者の死と少年たちの十字架』(現代書館刊)『「ユタ」の黄金言葉』(東邦出版刊)『格安!B級快適生活術』(共著/ちくま文庫)など。
[Twitter] @ruri_kakesu
[ブログ] おきなわ★ねじ式ラジオ



■発行元:「週刊 石のスープ」編集部

■文責:渋井哲也・西村仁美・
    三宅勝久・渡部真
■編集:渡部真

■サイト: http://weeklysdp.blog.fc2.com/
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渋井哲也【“一歩前”でも届かない】vol.5「まだまだ行きたいところが多すぎるが、金がない」 



週刊 石のスープ
定期号[2012年3月1日号/通巻No.30]

今号の執筆担当:渋井哲也




 もうすぐ東日本大震災から1年目を迎えます。とりあえず「1年間は赤字覚悟で被災地を取材しよう」と取材を始めましたが、本当に赤字になり、家賃もプロバイダ料金も2か月分払っていない状態が続いています。ある編集者は「半年分払ってない」らしいですが、ボーナスで一気に支払うとか。私はそんなボーナスはないので、どうしよう、と考えているところです。
 そんな金欠の中で、どうやって被災地取材をするのか。それは震災以前と同様に、雑誌などで企画を通し、取材経費がどこまで出るのかを確認し、ついでに別の取材をしてくるといったオーソドックスな方法になっていくことでしょう。


※この後の記事(小見出しのみ紹介)
■『週刊女性』の連載
■『部落解放』のコラム
■もう一度取材したい田老の医師
■その他の仕事



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■3月7日 出版決定!
風化する光と影
〜“メディアから消えつつある震災”の中間報告

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著 者:渋井哲也 村上和巳 渡部真
発行元:E-Lock P.
発行元:マイウェイ出版(MYWAY MOOK)
定 価:1000円
アマゾンにジャプ→ http://t.co/Afp6g7qY

渋井哲也、渡部真と、ジャーナリストの村上和巳さんの3人が、これまで東日本大震災で未だに記事に出来なかった様々なルポを約35篇書き下ろしました!

まだ終わっていない震災のなかでの暮らし、それでも明日への歩みが進んでいる。あの時、誰もが見つめた現実を、もう一度、しっかりと受け止めるために、災害の検証、原発問題、生活のなかで起きている問題、学校で暮らす子ども達、未来に向けた復興について、などのテーマに分けて構成されています。

メルマガ仲間の三宅勝久、「ときどき登場」の寺家将太さん、ジャーナリストの長岡義幸さん、記者会見ゲリラの畠山理仁さん、ジャーナリストの粥川準二さんも、寄稿してくました。
友人の編集者が、僕らが儲かりもしないのに取材を続けてきたことに支援してくれ、まさに赤字覚悟で頑張って発行してくれました。何とぞ宜しくお願いします。

[目次]購読のご参考に
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渋井哲也 しぶい・てつや
1969年、栃木県生まれ。長野日報社記者を経てフリーライター。自殺やメンタルヘルスやネット・コミュニケーション等に関心がある。阪神淡路大震災以来の震災取材。著書に「自殺を防ぐためのいくつかの手がかり」(河出書房新社)など。
[Twitter] @shibutetu
[ブログ] てっちゃんの生きづらさオンライン



■発行元:「週刊 石のスープ」編集部

■文責:渋井哲也・西村仁美・
    三宅勝久・渡部真
■編集:渡部真

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